どこの農園なの?

山形県の山辺町、という所に当農園はあります。朝日連峰と山形盆地の間、丘の様になっている場所に位置しています。町からは四季によって彩りを変える、蔵王連峰や山形盆地が一望できます。

農業においては、さくらんぼやりんご等の果樹と、稲作が盛んです。山辺町は盆地にあるため、寒暖差が非常に激しいです。冬は雪が降り、寒い時は−10℃まで気温が下がります。一方夏は真夏日が続き、35℃を超える日が続きます。この寒暖差によって、農作物が糖分を貯めこみやすくなり、甘く仕上がります。また、春に山から流れる雪解け水は、ミネラルを畑に運び、作物の健全な成長を助けます。

人間には厳しくも、農作物には恵まれたこの環境を活かして、品質のよいものづくりに取り組んでいます。

何を栽培しているの?

当農園では季節の旬の果物と野菜栽培しています。

春から夏は主にアスパラガス、さくらんぼ、とうもろこし、小玉すいか。

秋から冬は主にさつまいも、レタス、ブロッコリー、ほうれんそう。

オフラインでは主にJAおいしさ直売所(落合店、南館店、紅の蔵店) 

オンラインではポケマルさん食べチョクさん産直アウルさん各種ふるさと納税で販売しています。

こだわりは?

当農園では「いい土」が栽培のうえで一番大事だと考えています。

いい土とは微生物が多く棲む土です。微生物が多い土はやわらかく、水はけが良く、作物が根っこをひろびろと伸ばせます。また微生物が多い土は、ある特定の菌が繁殖しづらくなり、病気が出づらくなります。いい土によって、作物は根を広げ、多くの栄養を得て、病気にかかりづらい環境で、健康的に育ちます。

当農園ではいい土を作るため、大きく2つのことに取り組んでいます。

1.きのこの廃菌床を主原料とした土壌改良剤を、肥料と一緒に畑に散布しています。菌床に含まれるおがくず、米ぬか、ふすまそして生きたキノコ菌が、土の中で微生物のエサになります。

2.栽培を終えた畑に「緑肥」と呼ばれる作物を栽培しています。栽培した緑肥を細かく砕き、土の中にすきこむことで、微生物のエサにしています。

「いい土づくり」が当農園の要です。